𝓜𝔂 𝓷𝓮𝔀 𝓰𝓮𝓪𝓻…


実はiPhone proシリーズって最も万人向けのスマホなのかもしれない。
きっかけは地元の田舎に帰ってきて風景を撮影する機会が増えたことだった。壮大な風景を撮ることも多く、せっかくならカメラに凝ったスマホでも買ってみるかと。そう思いカメラに強いスマホについて色々調べてみた。その結果iPhone17proとなった。
今回ばかりはいいカメラが欲しいということでiPhoneに限らず、というかこういう性能の理論値については基本的にandroidのほうが強いと思っているのでまずandroidに目を向けた。
しかし結論から言うと欲しいもの全部盛り&リセールバリュー込みの価格でiPhone proシリーズが一歩抜け出したという感じだった。
その際の、スマホに詳しくない一般人としての思考の流れを残しておきたい。
Xiaomi17Ultra

今カメラが強いスマホと言ったらまずこれが思い出された。1インチセンサー搭載、ライカ監修のカメラ、二億画素の望遠カメラ。これでお値段199,800円~。
改めて書いてみるとバケモノすぎる。今からでもこれ買いたくなってきた。明確に買わなかった理由はあるけどそれを補って余りあるカメラ性能。
結局その手が出せなかった理由というのがおサイフケータイ非対応ほぼその一点だった。カメラはもちろんいいものが欲しいが買うのはあくまでスマホだよなという。カメラばかりに注目して日常で財布を持ち続けるのも変な話だなと。言っちゃえば元も子もないが、ここまで来たらもうカメラ買っちゃう。
というわけで保留となった。
Xperia1Ⅶ

これもカメラが強いイメージ、そして高額なandroidスマホといえば、というイメージが強かった。調べてみたところソニーのミラーレス一眼の機能をそのまま入れてたりしていて、プロのような撮影体験ができるのは確かなようだった。また、AIによる色付けというよりは撮り方や編集で味を出すものだという意見も。
これに関しては正直「わからない」という感じ。すごい性能なのかもしれないがそれを活かしきれる自信がなかった。ということで保留、というかほぼ脱落。
OPPO FindX9(Ultra)

調べていくうちに出会ったとても完成度の高そうなスマホ。通常版はぱっと見iPhone16のような背面、日常でほしい機能全部盛り、そしてカメラもハッセルブラッド監修。そんな完璧に近いスマホのUltraモデルが日本でも夏に発売開始しそうという話が出た。これは本当に迷った。通常版の日本と中国の販売価格の差を見るにUltraは20万円を超えてきそう、でも全部盛り、カメラもすっげーこと書いてある…
結局これを選ばなかった理由は発売を待てなかった。ほぼそこに帰結する。ハイデガーの「死を直視しろ」みたいな言葉を見てから常々思うのだが、人生は思ってるよりずっと短い。別に無駄な時間も後から考えたら必要だった、みたいなことはよくあるのだけども道具はいいもの使えるならさっさといいものを買って「いいものを使ってる時間」というのを最大化することが肝要だなと。
そう思うと夏まで待つのももどかしい、夏に出たとして満足できるかも未知数(恐らくできるが)、となると待っていられなかった。でもこれは今買ってないというだけで発売が始まったらまた購入を迷う時が来るような気がしている。
Pixel10pro

これは正直あまり考慮していなかったスマホだった。有名ブランドだしもちろん存在は把握していたが、aシリーズがコスパいいぐらいの印象しかなくて他のバージョンは全く見てなかった。
で、そんなPixel10proを見てみると今回はかなり尖っているみたいで、処理性能を普段使いに困らない程度まで落とした代わりにAI性能に極振りして、そのAIの力をもって写真を彩るという、カメラにこだわるスマホというか写真にこだわるスマホとして面白い性能をしているそう。価格は174,900円~。先に出てきた機種たちと比べると幾分安い。
ここまで来て気づいた。私はいいカメラを求めているのではなく、いいと思ったものをいい形で残しておきたい、たまに見返して思い出に触れたいだけなのだと。そうなるとこの性能はあまりにもちょうどいい。AIによる補正とはいえ、いいと思ったものをいい形で残しておけるに違いないから。しかもAIによる編集で人や物や影も消せる。𝓹𝓮𝓻𝓯𝓮𝓬𝓽…
もうここまで考えて実質購入してた。もう購入ボタン押した気にすらなっていた。
ただいいカメラを求めているわけではないということに気づかされたことで新たなる対抗馬が出てくる。
iPhone17pro

今回の結論。思考の輪廻から解脱できた理由。最大公約数的幸福とはこのこと。
pixel10proまで至ったことでカメラ性能でなく、いい感じの写真が撮れることにこそ価値があると気づかされた。となるとAIによる写真や動画の補正に定評のあるiPhoneシリーズももちろん存在感を発揮する。
色味とかの話になるのでこれはレビュー見た感想でしかなくなるが、PixelはiPhoneより補正が強く鮮やかに写真を作ってくれる。iPhoneのは補正もあるが、比べてみるとリアリティあるといった印象だった。正直ここはいい意味でどっちでもいいなという感想だった。
もうここまでくるとどっちでもいい、多分どっちにしろ満足できる、じゃあどっち?となった時、明確に差が出たのは価格だった。Pixelが174,900円~、iPhoneが179,800円~(Pixelは定期的にセールをやっているが、Find X9Ultraの段で語ったような理由で今回は度外視)。ぱっと見でiPhoneのほうが高いしこれは勝負ありか~?と思わせて、iPhoneには他のスマホにはない圧倒的なリセールバリューがあった。これはスマホについて調べだしてから改めて気づかされた。
スマホは基本的に二年使うと想定して、2023年発売のiPhone15proとpixel8proを当時の販売価格、現在のイオシスでのBランク(小さいキズあり)の買取価格、それらの差額を比較した表がこれになる。
| 販売価格 | 買取価格(Bランク) | 実質価格 | |
|---|---|---|---|
| iPhone15pro(128GB) | 159,800円 | ~74,000円 | 85,800円~ |
| Pixel8pro(128GB) | 159,900円 | ~43,000円 | 116,900円~ |
販売価格はほぼ同じだったはずが二年後の買取価格で3万円以上の差が生まれている。この通りに行くとはもちろん限らないが、実質3万円差か~と考えると𝓹𝓮𝓻𝓯𝓮𝓬𝓽…かのように思われたpixel10proより圧倒的にいいものとして映った。
そして今回リセールバリュー込みで調べていて、もしかしたらiPhone proシリーズって最大公約数的にコスパいいスマホなのではないか?と思い始めた。この文章を書き始めてから、ここに至るつい数分前までそう思っていた。だが、書いていて気付いた。それもまた浅いのかも。
最大公約数的にコスパのいいスマホってなんだろう
iPhoneのライバルといえばやはりgalaxy、今回スマホを買い替えるとなった時なぜ候補に挙がらなかったのか不思議だが、というか挙がっていたはずなんだけどなぜか抜けてた。なんでだったかな…。
改めて、iPhone proシリーズコスパ最強説の対抗馬となるのがiPhone無印シリーズ、Galaxy無印シリーズ、Galaxy Ultraシリーズだった。

先ほどの比較と同様、iPhoneは15シリーズ、GalaxyはS24シリーズで比較してみた表がこれ。(Galaxy S24が256GB~のみの販売なのでiPhone15シリーズも256GBで比較)
| 販売価格 | 買取価格(Bランク) | 実質価格 | |
|---|---|---|---|
| iPhone15 | 139,800円 | ~68,000円 | 71,800円~ |
| Galaxy S24 | 124,700円 | ~56,000円 | 68,700円~ |
| iPhone15pro | 174,800円 | ~81,000円 | 93,800円~ |
| Galaxy S24Ultra | 189,700円 | ~85,000円 | 104,700円~ |
今以上に性能、というか進化の尖り方の違いが大きい時期だから単純に比較するのは無理がありすぎるが、どちらも普段使いなら絶対に困らないと考えると無印はほぼ誤差、proだと一万円ほど実質価格を抑えられるという感じだろうか。こちらも元の価格や二年使用することを考えたらほぼ誤差みたいなものだが。
結論
iPhone proシリーズは万人向けスマホではなかったし、最大公約数的幸福そのものでもなかった。調べるまではproモデルのリセールバリューが圧倒的で、無印より実質価格抑えられる可能性も!?とか思ってたけど全然そんなことなかった。そして万人向けと考えれば無印でも必要以上過ぎる程度の性能がある。つまり万人向けスマホはiPhone無印シリーズ、あとGalaxy無印シリーズ。
あと、iPhoneだけリセール最強!iPhone実質価格最強!って信仰があったけどGalaxyもほぼ変わらなかった。この二つは正しくライバルなんだなと。強みが違うからpro選ぶ人は各々好きな方選んでるんだろうけど私みたいな一般人にはほとんど差がないし、結局ここまで来たら好みとか、どっちのエコシステムに慣れてるかみたいな話に帰結してしまうなと。
iPhoneとGalaxy 優等生二人、しかも最強。

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